イスラエル軍兵士がスデ・テイマンでパレスチナ人被拘禁者を性的に虐待する様子を映したビデオ

ジャカルタ - イスラエルのメディアは水曜日、スデ・テイマン拘置所でイスラエル兵がガザの囚人に対して性的暴行を行った様子を記録したビデオを配信した。

イスラエルのチャンネル12は、身元が明らかにされていない囚人に対する暴行について、占領軍の管轄下にあるスデ・テイマン拘置所の内部カメラの映像を公開した。

日付やチャンネルに届いた経緯は明らかにされていないビデオには、数人の占領軍兵士が、目を覆って拘置所の庭にうつ伏せになっている30人以上の囚人の中から1人の囚人を選んでいる様子が映っていると、WAFAは8月7日に報じた。

その後、兵士らが盾を使って行動を隠しながら、その囚人を庭の隅に運ぶ様子が記録されている。

イスラエルのチャンネル12は、「彼らが防犯カメラに気付いており、盾で行動を隠そうとしていたことは明らかだ」と述べた。

「数時間後、囚人は出血しながら病院に搬送され、容態は危篤状態と言われた」と同チャンネルは続け、「負傷は物体の挿入によるものだった」と付け加えた。

イスラエルの右翼団体は、攻撃を実行した兵士らを英雄と呼び、釈放を要求していることが知られている。

最近、人権報告書は、10月7日以降占領下の刑務所の状況が悪化していることを指摘しており、特にガザからの被拘禁者に対する拷問や性的暴力が目撃されているスデ・テイマン拘置所内では顕著である。

これとは別に、ガザの医療筋は水曜日、過去24時間にイスラエルの攻撃により少なくとも24人の民間人が死亡し、110人が負傷したと報告した。

これにより、2023年10月7日に最新の紛争が勃発して以来、イスラエルの攻撃によるガザでの死者数は39,677人となり、負傷者数は91,645人に達した。