アッバス大統領、米国大学院経済学者のモハマド・ムスタファ氏をパレスチナ首相に任命

ジャカルタ - 現地時間木曜日のWAFA公式通信社によると、パレスチナ自治政府(PA)のマフムード・アッバス大統領は、新政府樹立のための首相にモハマド・ムスタファ博士を任命した。

WAFAが掲載したように、アッバス大統領は大統領令の中で「私はパレスチナ人民の最高の利益に尽力し、パレスチナ人民の成果を擁護し、発展させ前進させるため、あなたを次期政府に任命される首相に選出する」と述べた。とCNNが3月15日に報じた。

WAFAによると、ムスタファ氏は2022年からパレスチナ解放機構(PLO)執行委員会のメンバーであり、歴代政権では副首相や経済大臣を務めてきた。

アルジャジーラからの引用によると、ムスタファ自身は米国卒業の経済学者で、かつてはアッバス大統領の経済顧問を務めていた。

アッバス大統領は任命を発表する声明でムスタファに対し、占領下のヨルダン川西岸とガザの政府を再統合し、政府、治安機関、経済の改革を主導し、汚職と闘う計画を立てるよう求めた。

ムスタファ氏は、2月に政権とともに辞任したムハンマド・シュタヤ元首相の後任となる。

シュタイエ氏は2月の辞任声明でハマスを含む挙国一致政府への扉を開いたが、過激派の名前は明示しなかった。

ファタハ党が支配する国際的に認められたPAが占領下のヨルダン川西岸で限定的な自治を行使していることは知られているが、2007年にガザの支配権をハマスに失った。

ファタハとハマスは今週ロシアのモスクワで会談し、協議する予定だ。