イスラエル首相、燃料拒否を否定、これはガザのアル・シファ病院長の説明だ

ジャカルタ - ガザ地区のアル・シファ病院の院長は、医療施設が燃料を拒否したというイスラエルの非難を「プロパガンダ」と呼んだ。

ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、アル・シファ病院がイスラエルの燃料援助の申し出を拒否し、拒否の責任はハマスにあると述べた。

ムハンマド・アブ・サルミヤ氏はアルジャジーラに対し、イスラエル当局から燃料提供について2度連絡があったと語った。

アブ・サルミヤ氏によると、ある時は2,000リットル、さらに300リットルを提供したというが、病院では1日あたり8,000~12,000リットルの燃料が必要だという。

「同じ人が午前2時に私に電話して、危険で砲撃を受けやすい特定の場所から(燃料)300リットルが採取できると言いました。私は彼に、発電機を稼働させるためにそれかそれ以上の量を送るように言いました」赤十字を通じて」とニュー・アラブ紙11月13日の引用として彼は述べた。

「イスラエルは乳児を殺さないことを世界に示したい。イスラエルは300リットルの燃料でそのイメージを覆いたいが、それは30分しか持たない」と述べた。

一方、過激派ハマスは、アル・シファ病院の燃料に関するイスラエル首相の告発も否定した。

同団体は声明で、「この提案は、水、食べ物、電気もなく閉じ込められた患者の痛みや苦しみを軽視するものである。この金額では病院の発電機を30分以上稼働させるのに十分ではない」と述べた。

声明はまた、ハマスはアル・シファ病院の経営には関与しておらず、「意思決定機構の一部でもない。(病院は)完全にパレスチナ保健省の権限に服している」とも付け加えた。

以前に報じられたように、ガザ最大の病院と第二の病院であるアル・シファ病院とアル・クッズ病院は、燃料と医薬品の供給不足のため業務を停止したと発表した。

ロイター通信が引用したところによると、WHOのテドロス事務局長テドロス・アダノム・ゲブレイエスス博士は、患者が適切な治療を受けられず、スペース、燃料、医療品が限られているために新たな患者を受け入れることができないという悲劇的な状況が発生したと述べた。

一方、ハマス支配下のガザ地区保健省のアシュラフ・アルキドラ報道官は、シファの保育器に入っていた45人の乳児のうち3人が死亡したと述べた。

アル・シファ病院の形成外科医は、保育器の建物が爆破されたため、空調の暖房に利用できるわずかな電力を使い、未熟児を通常のベッドに並べざるを得なくなったと語った。

これとは別にガザ当局は日曜、包囲されたパレスチナ飛び地でのイスラエル戦争による死者数が1万1180人に達したと発表した。

一方、国営メディアは、死者には子供4609人、女性3100人が含まれ、2万8200人が負傷したと発表した。

一方、イスラエル当局は、10月7日の同国南部地域への攻撃でハマスにより約1,400人が死亡、他240人が人質になったと発表した。