ASEAN+3、ルトノ外務大臣、食料・エネルギー問題を議論

【ジャカルタ】インドネシアのルトノ・マルスディ外務大臣は,食料安全保障,エネルギー,金融,強固なサプライチェーンの構築のための協力を強化するために,東南アジア諸国連合(ASEAN)とその3つのパートナーである中国,日本,韓国の重要性を強調した。

ルトノ外務大臣から,ASEAN+3(APT)は生存のためのメカニズムであり,13か国に住む人々のセーフティネットでもある旨,外務省(ケムル)の声明書により説明がありました。

したがって,ルトノ外務大臣は,食料,エネルギー,金融危機に対処するための国家的取組を強化するために,APTが調整を改善することが重要であると述べた。

「チェンマイ・イニシアティブの多国間化(CMIM)を強化し、地域の金融危機をより正確に予測できるようにする必要があります」と、カンボジアのプノンペンで開催されたAPT閣僚会議でルトノは、8月4日木曜日にANTARAが報告したように、

チェンマイ・イニシアティブは、ASEAN10カ国、中国(香港を含む)、日本、韓国の間で多国間通貨両替協定です。

ルトノ外務大臣は,さらに,小麦,大豆,トウモロコシ等の追加等により,APT緊急米備蓄(APTERR)食料安全保障協力を活性化することの重要性を伝えた。

また,ルトノ外務大臣から,サプライチェーン強化が景気回復の鍵の一つであることを踏まえ,協力の本質を強調しました。

Retno氏によると、協力すべき重要なことは、物流インフラの強化と供給基盤の多様化です。

最後に,ルトノ外務大臣から,ASEAN諸国の川下産業強化に向けたAPTの支援の重要性が伝えられました。

プノンペンで開催された会議では、今後5年間のASEAN+3ワークプログラムについても合意しました。

食料安全保障と金融安定のためのメカニズムの強化に加え、APTは、地域の様々な経済・金融動向を監視するマクロ経済調査室(ASEAN+3マクロ経済調査室)の強化や、APTの必要不可欠な医療物資の備蓄に関する議論も行います。