ペンタゴン、米軍病院でウクライナ軍を治療する計画を承認

【ジャカルタ】ペンタゴンとして知られる米国防総省は6月下旬、ドイツの米軍病院で負傷したウクライナ軍兵士の治療を支援する計画を正式に承認したと、国防当局者は火曜日に語った。

匿名を条件に語ったあるアメリカ高官は、これまでのところ、ウクライナ軍は治療を受けておらず、アメリカ軍はウクライナ要員を連れ出すためにウクライナに行くつもりはないと述べた。

ウクライナ軍は、必要に応じてランツトゥール地域医療センターで治療を受けると、当局者は述べた。

フランクフルト南西部のアメリカ空軍とNATO軍の基地でもあるラムシュタイン空軍基地に隣接し、アメリカ本土以外では最大のアメリカ軍病院である。

ウラジーミル・プーチン大統領が隣国ロシアへの侵攻を命じてから約5カ月後、彼の軍隊はウクライナ東部のドンバス地域を制圧し、ウクライナの約5分の1を占領した。

キエフ政府は6月、1日に100人から200人のウクライナ兵が殺害されていると発表した。

何人のウクライナ兵が負傷したかは明らかではないが、何千人もの民間人が殺され、何百万人もの兵士が逃げた。ロシアの砲撃と空爆の集中砲火は都市を破壊した。

さらに、隣国ポーランドなど、他の国々でウクライナ兵が治療を受けているかどうかも不明だ。

一方、アメリカ合州国は、これまでのところ、ドイツでウクライナ軍を訓練し、キエフ政府に80億ドル以上の治安支援を提供してきた。