起訴なし、トルコはプロパガンダ容疑で16人のクルド人ジャーナリストを投獄
ジャカルタ - トルコの裁判所は、テロリストのプロパガンダを広めた容疑で先週拘束された後に逮捕された16人のクルド人ジャーナリストとメディア労働者の裁判を保留中に投獄された。
メディア・法律研究協会と地元メディアは、彼らが正式に起訴されることなく、南東部のディヤルバキル市で8日間拘禁されたと報じた。検察官は2度、起訴期間の延長を求めた、と彼らは報告した。
6月16日木曜日、アンタラ経由でロイター通信が報じたデミロレンと他のトルコのメディアによると、「6月8日に拘束された他の5人のジャーナリストは投獄されなかった」。
ジャーナリスト保護委員会によると、トルコは過去10年間に他のほとんどの国よりも多くのジャーナリストを投獄してきた。複数のメディアグループは先週の拘禁を非難し、「残酷」とみなした。
拘束された人びとの中には、ディクル・フィラット・ジャーナリスト協会の副会長セルダル・アルタン、ジン・ニュースのサフィエ・アラガス局長、メゾポタミア通信社のアジズ・オルク編集長がいた。
人口の大半がクルド人であるディヤルバキ市の警察は、ベルギーと英国から放送されるテレビ番組の準備としてテロ組織のためのプロパガンダを行った容疑で21人のジャーナリストを拘束したと、デミロレン通信社は報じた。
デミロレンは、警察がクルディスタン労働者党(PPK)過激派グループの「報道委員会」を捜査していると述べたとして、警察筋を引用した。ディヤルバキルの裁判所はコメントを拒否した。
月曜日、837人のジャーナリストと62の報道機関が、拘束された相手を支持する声明を発表した。彼らは、警察の家宅捜索後の拘禁を「報道の自由への打撃」として非難した。
声明は、トルコの野党(彼らは「法律、正義、平等、自由、民主主義を支持すると公言している」と言う)に、彼らとの連帯を示すよう求めた。
声明はまた、裁判所に「政府の無政府状態と専制政治の道具にならないように」と求めた。
タイイップ・エルドアン大統領の政府は、裁判所は独立していると言っている。トルコは、国境なき記者団(RSF)が発表した世界報道の自由指数で180カ国中149位にランクされ、トルコを「批判を鎮めるためにあらゆる手段を用いる」国と表現している。