政府、9兆4,000億ルピアのサムライ債を発行、在日インドネシア大使館:駐日投資家から絶大な信頼を獲得

【ジャカルタ】インドネシア共和国大使館(KBRI)は、日本円建てのインドネシア国債(SUN)が日本で成功し、名目ベンチマーク額は810億円、9兆4000億ルピア相当であると報告した。

ヘリ・アクマディ駐日インドネシア大使及びミクロネシア連邦は、インドネシアの経済回復の加速が、特にインドネシアの開発に資金を供給するための投資の容易さと信頼性について、在日インドネシア大使館から日本の関係者に引き続き伝達されることを確保した。

「東京のインドネシア大使館は、民間パートナーと日本政府にあらゆる機会にインドネシア経済と投資の前向きな発展のためのキャンペーンに積極的な役割を果たすことに強くコミットしています」とヘリは6月10日金曜日にアンタラが引用した公式声明で述べました。

キャンペーンの具体的な手段の一つに、日本の投資家から絶大な信頼を得たサムライボンドがあると説明しました。今回のサムライボンドの発行は、パンデミック発生時の2020年7月以来3回目となります。

本年のサムライ債の発行は、金利上昇や世界的な金融政策の引き締めの影響による金融市場の不安定な状況や地政学的な緊張の高まりなどを踏まえ、国民経済の回復に向けた取り組みなど、開発金融のニーズに即した形で活用されたものです。

本取引における共同リードアレンジャーは、大和証券株式会社、みずほ証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、野村證券株式会社です。

ヘリ氏によると、この取引の投資家は、都市銀行が12.3%、ライフラーが8.6%、資産運用会社が24.8%、中央協同組合が12.3%、中央公的資金が2.5%、地方銀行/地域協同組合が13.2%であった。

その後、損害保険は0.2%、その他は9.1%でした。一方、海外からの投資家は、投資家総数の16.8%を占めました。

こうしたサムライ債の発行が好調な成果となったことは、今後数カ月間、世界的な金利上昇傾向が続くことを踏まえ、比較的低金利の市況を活かした柔軟な資金調達戦略の一環です。