キエフ市長ヴィタリ・クリチコ:ロシアから受け取ったり、ロシアに送ったりするユーロは血まみれのお金だ

キエフの市長は、火曜日、ロシアへの全ての支払いは、彼が"ウクライナ大虐殺"と呼ぶものを引き起こすだろうと言って、モスクワとのあらゆる商業関係を断ち切るよう、ヨーロッパの政治家に強く促した。

アメリカ合州国とヨーロッパは、ブチャの浅い集団墓地を含む、キエフ近郊の奪還された衛星都市で、死んだ民間人が発見された後、新たな経済制裁を計画しているが、ヨーロッパへのロシアのガス輸出は続いている。

モスクワは、ブチャでの民間人殺害の報道を、ロシアの信用を落とすことを狙った虚偽だとして、却下したことで知られている。

「ロシアから受け取るあらゆるユーロ、あるいはロシアに送るあらゆるペニーには血があり、それは血なまぐさいお金であり、このお金からの血はウクライナの血、ウクライナ国民の血だ」とヴィタリ・クリチコは、スイスのジュネーブで開かれた市長会議で、軍服を着てオンラインで語った。

「半分妊娠するわけにはいかない。それは現在、白黒戦争です。あなたは平和とウクライナを支持しているのか、それとも侵略者ロシアを支持しているのか?」と彼は政治家へのメッセージで付け加えた。

クリチコは、過去2日間にブチャやキエフ近郊の他の都市を訪問中に、高齢の女性を含む民間人の遺体を見たと説明した。

白旗と外側に「子供」と書かれた車が撃たれ、中に血が流れていたと彼は言い、当局は乗客の遺体を捜索していたと付け加えた。

元ヘビー級ボクサーのクリチコは、首都での生活は改善しており、一部は戻ってきたと述べたが、ウクライナ東部の状況は「危機的」だと述べた。

包囲されたマリウポリのカウンターパートは、詳細を明かすことなく、これまでに5,000人の民間人がそこで殺害されたと彼に語った。

クリチコは、ウクライナにとって、より防衛的な兵器を、そうすることは、ヨーロッパ自身の利益になると言って、繰り返し呼びかけた。

「この戦争はヨーロッパ諸国の誰にでも触れることができる。ロシアの野望の終わりはどこにあるのか?」と彼は言った。

ロシアは、火曜日の国連安全保障理事会会議で、自軍が関与していないことを証明するために「経験的証拠」を行うと述べ、民間人殺害に関連するいかなる容疑も否定している。