ジャカルタ - アントニオ・グテーレス国連事務総長は、南極の氷が溶けつつあると警告し、「気候混乱」に対処するための世界的な行動を呼びかけた。
ANTARA通信が報じたところによると、最近のチリと南極訪問後、グテーレス氏は国連本部での気候危機に関する記者会見で、「南極の氷の上に立って、氷がいかに早く消えつつあるのかを科学者から直接聞くのは衝撃的だ」と記者団に語った。 11月28日火曜日、アナドル発。
同氏は、現在南極大陸とグリーンランドが1990年代初頭の3倍の速さで溶けていると述べた。
グテレス氏は、今年9月の南極の海氷は年間平均より150万平方キロメートル小さかったと述べた。
「そして今年、南極の海氷は過去最低に達した。それは私たち全員に懸念されることだ。南極で起きていることは南極だけの問題ではない。私たちは相互につながった世界に生きている」と同氏は付け加えた。
国連事務総長は、世界は今世紀末までに摂氏3度の気温上昇に向かうと警告した。
今週末から始まる国連気候変動会議(COP28)に目を向け、グテレス氏は、指導者たちはこの悪循環を断ち切る必要があると述べた。
「解決策はよく知られている。指導者らは地球の気温上昇を摂氏1.5度に抑え、気候の混乱から人類を守り、化石燃料の時代に終止符を打つよう努力しなければならない」と述べた。
「2030年までに再生可能エネルギーを2倍にし、エネルギー効率を2倍にし、すべての人にクリーンエネルギーをもたらすという世界的な取り組みが必要です」と同氏は付け加えた。
アラブ首長国連邦は、パリ協定の温暖化目標1.5℃の維持を目的として、11月30日から12月12日まで開催される今年のCOP28を主催する。
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