ジャカルタ - 台湾国防省は、地域の緊張が高まる中、水曜朝、防空識別圏(ADIZ)内に中国空軍機28機を確認したと発表した。
台湾国防省は、現地時間午前6時からJ-10戦闘機を含む中国戦闘機がADIZの南西隅に飛行したと発表した。
9月13日ロイター通信が報じたところによると、同省は、太平洋上で中国の空母山東との演習を行うため、数機の中国航空機がバシー海峡を渡ったと発表した。
同省は、台湾軍は空軍機の派遣や防空システムの作動など状況を監視していると付け加え、中国の攻撃に対応する通常の表現を用いていると付け加えた。
台湾国防省は月曜日、山東空母率いる中国海軍編隊が訓練のため西太平洋に入ったと発表した。
これとは別に、055型駆逐艦を含む20隻以上の中国軍艦が水曜日にバシー海峡と宮古海峡を太平洋に向かって航行したと、この地域の安全保障計画に詳しい高官がロイターに語った。
中国の海軍演習は、空母グループが実施する訓練と合わせて、この地域における米国とその同盟国の最近の軍事活動に「本当の挑戦」をもたらしている、と関係者は述べた。
同関係者は、日本から台湾、フィリピン、中国沿岸海域を含むカリマンタンに至る地域に言及し、「彼らは本島線の西部を完全に支配していることを示したいのだ」と述べた。
米海軍によると、先週末、米国とカナダの軍艦が台湾海峡を航行したが、これは昨年6月以来2回目の共同任務である。
米海軍によると、両国海軍は今週南シナ海でも一連の訓練を実施した。
中国政府が民主統治下の台湾を自国の領土とみなすことが多いことは知られている。最近、台北は領土内でのロシアの軍事活動の増大に不満を述べた。
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