ジャカルタ - ロシアは、ウクライナが計画している'汚い爆弾'攻撃の問題を国連安全保障理事会に持ち込む計画で、国連事務総長に"この凶悪犯罪が起こるのを防ぐために、できる限りのことをするよう強く促す。
ウクライナ軍がロシア占領下の戦略的なヘルソン州に進軍する中、ロシア高官は日曜日と月曜日に欧米のカウンターパートに電話をかけ、モスクワがウクライナが核物質と混合したいわゆる'汚い爆弾'の使用を計画していると疑っていると伝えた。
ウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領は、ロシアはウクライナを非難することでそのような攻撃を計画したと述べ、疑惑に反応した。欧米諸国はまた、ロシア軍が隣国ウクライナに侵攻した2月に始まった8カ月間の戦争を激化させる口実として、ロシアの非難を拒否している。
「キエフ政権による"汚い爆弾"の使用を核テロ行為と見なすだろう」と、ロシアのワシリー・ネベンツィア国連大使は、10月25日に報告されたように、月曜日にロイターが見たグテーレスと安全保障理事会への手紙に書いた。
「我々は西側諸国に対し、キエフ政権に対する影響力を行使して、国際の平和と安全を脅かす危険な計画を放棄するよう強く求める」と彼は書いた。「私たちは国連事務総長に対し、この凶悪な犯罪が起こらないように全力を尽くすよう求めます」とネベンツィアは続けた。
ロシアは安保理理事国に対し、火曜日の非公開会合でこの問題を提起すると伝えた、と外交官らは述べた。
月曜日の早い段階で、国連のステファン・ドゥジャリック報道官は、「すべての当事者は、すでに壊滅的な紛争であるものの誤算とエスカレーションにつながる可能性のある行動を避けるべきである」と述べた。
国連安全保障理事会はウクライナで何十回も会合したが、ロシアは米国、中国、英国、フランスとともに拒否権を行使しているため、意味のある行動をとることができなかったことが知られている。
ロシアに関しては、その世界機関の中で外交的に孤立している。今月初め、国連総会の193カ国の4分の3、143カ国が、ウクライナの4つの部分占領地域に対するロシアの「違法な併合の試み」を非難することに投票し、すべての国にこの動きを認めないよう求めた。
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