バイラル化は成果ではなく勢いだ
ジャカルタ発 ― 音楽ビジネスコンサルタントのアルド・シアントゥリ氏は、2025年を通して起こるであろうバイラルソング現象について強調した。
最も顕著な特徴は、「ガラム&マドゥ(サキット・ダダク)」に代表されるヒップホップ・ジャンルと、「タボラ・バレ」に代表される東インドネシアの音楽の存在だ。
しかし、アルド氏はある点を強調した。ミュージシャンにとって、バイラル性を達成することは功績ではなく、むしろ勢いなのだ。
「バイラルとは勢いに過ぎません。多くの人はバイラルになることを功績だと誤解していますが、そうではありません。重要なのは、それをいかに維持し、発展させていくかです」と、アルド氏はジャカルタ中心部タナ・アバンで行われたVOIとのインタビューで語った。
彼はミュージシャンを中小零細企業の経営者に例えた。事業が突然大きな利益を上げたとき、まず最初にすべきことは、事業の生産性を高めることだ。
「では、マネージメントはどうやって彼の生産性を維持させられるのでしょうか? そうでなければ、彼は現状に満足してしまうでしょう」と彼は言った。
さらにアルドは、一度バイラルヒットしたミュージシャンが、将来的にそのバイラルヒットを再現するのは難しいと考えている。
「今日、(バイラルな)成功を繰り返すのは容易ではありません。この世界では未来は予測できません。何が起こるか分からないのです」と彼は語った。
「しかし、一度私たちの知的財産が市場で知られるようになれば、他のビジネスチャンスに向けて最適化することを考えなければなりません。そうすれば、バイラル化できなくなったからといって落ち込む必要はありません」とアルド氏は結論づけた。