イラン大統領選挙は6月28日に実施、今月末に候補者登録開始

ジャカルタ - イランは、エブラヒム・ライシ大統領と他の多くの政府高官がヘリコプター墜落事故で死亡したことを受けて、来月大統領選挙を実施する予定で、今月末から候補者登録が開始される。

イラン大統領選挙の一連の決定は、イランの行政、立法、司法の各部門が、モハマド・モクベル代行大統領の議長の下、会議を開催した後に決定されたと、メフル紙が5月21日に報じた。

イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイが代行大統領に就任することを承認した後、モクベルは国会議長モハマド・バゲル・ガリバフと司法委員長ゴラムホセイン・モフセニ・エジェイとの会議を開くよう任命された。

イラン時間の月曜日夕方の会議で、彼らはイランの次期大統領選挙を6月28日に行うことを決定した。

大統領選挙に立候補する候補者の登録は5月30日から6月3日まで受け付けられる。一方、選挙運動期間は6月12日から6月27日の朝まで続く。

イラン憲法によれば、大統領が死去した場合、「第一副大統領が指導者の承認を得てその権限と責任を引き継ぎ、国会議長、司法長官、第一副大統領からなる評議会は、最大50日以内に新大統領を選出する手配を行う義務がある」。

以前に報道されたように、ライシ大統領とホセイン・アミラブドリャン外相を含む随行員は、日曜日にダムプロジェクトの開通式を行うためアゼルバイジャンとの国境でのイベントから戻ったばかりだったが、悪天候のためイラン北西部の山岳地帯でヘリコプターが墜落した。

捜索救助隊は、濃霧、雨、その地域の起伏の多い地形に妨げられながらも、18時間にわたる捜索活動の末、月曜日の朝、東アゼルバイジャン州ディズマールの密林で墜落現場を発見した。

イラン災害管理組織の責任者、モハメド・ハッサン・ナミ氏は、身元確認を必要とせずに犠牲者全員の身元が確認されたと述べた。

ライシ大統領の死に打ちひしがれ、悲しみに暮れるイランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師は、水曜日にテヘランで犠牲者全員のために祈りを捧げ、葬儀を行う予定だ。

モフセン・マンスーリ行政担当副大統領は、ライシ大統領のために木曜日に南ホラーサーン州で別途葬儀が行われ、同日、故郷のマシュハドに埋葬されると述べた。