イタリアの石油・ガス大手がメラケス油田からLNGを売買する署名

ジャカルタ - イタリアの石油・ガス大手エニは、メラケス油田から28億立方メートル(bcm)の液化天然ガス(LNG)を売買する契約に署名しました。この売買契約は2024年1月に開始され、今後3年間続きます。

「メラケスとのこの売買契約は、2017年から続いている年間14億立方メートルのJangkrik LNG売り手との契約に加えてです」とENA経営陣は公式ウェブサイトに書き、10月26日木曜日に引用しました。

この新しいボリュームのおかげで、EniはLNG供給の柔軟性とさらなる多様化を確保しながら、南アジアや極東などの新興市場での存在感を強化することができます。

この契約は、コンゴのマリンXII JVと約4.5bcmのLNG量で最近署名された長期契約とともに、ノースフィールドイーストプロジェクトから最大1.5bcmのLNGでカタールエナジーNFEと契約するもので、Eniが事業を展開する国々との強固な関係を強化することにより、EniのLNGポートフォリオの増加に貢献しています。

「上流のLNGマーケティングへのアプローチに基づくEniの統合アプローチは、LNGエクイティの貢献を増やしながら、2030年までに上流生産におけるガスの全体的なシェアを徐々に60%に増やすことを目的とした同社のエネルギー移行戦略に沿ったものです」と経営陣は続けました。

Eniは、このコラボレーションを通じて、上流の活動とガスマーケティングの統合を利用して、2026年までに契約LNGの量を年間1,800万トン(MTPA)以上に倍増させることを目指しています。