ウクライナの外務大臣は、ロシアが世界の食料安全保障を危険にさらしていると考えている

ジャカルタ - ウクライナのドミトロ・クレバ外相は、モスクワが過去1年間に数千万トンの穀物を輸出することを可能にした黒海穀物取引から撤退した後、ロシアが世界の食料安全保障を危険にさらしていると非難した。

「これは無責任な動きです。ロシアはまた、世界市場への輸出を増やしながらそうしている」とクレバは、7月18日火曜日、アナドルからANTARAが報じたウクライナに関する安全保障理事会の会合に先立ち、国連本部で記者団に語った。

彼は、ロシアの決定により、アジアとアフリカの多くの国が食料価格の上昇と飢餓のリスクに直面していると述べた。

クレバは、モスクワが取引から撤退した後、ロシアはウクライナの港からイスタンブールの共同調整センターにウクライナの穀物を運ぼうとするかもしれない船の安全を保証していないと述べた。

「我々は国際海事機関と協議する」と彼は言った。

安全保障理事会の前で、彼はすべての国連加盟国に対し、ロシアが誠意を持って協定への参加を継続し、武器として食料を使用することをやめることを断固として要求するよう求めた。

「ロシアは政治を世界の食料安全保障から遠ざけなければならない」とクレバは述べた。

国連政治問題責任者のローズマリー・ディカルロは、2022年2月24日に始まって以来、9,000人以上の民間人を殺害し、16,000人以上を負傷させたウクライナでの「不合理」かつ「不当な」戦争の終結を求めた。

「不自然な死と破壊を引き起こすことに加えて、ウクライナでの戦争は、不確実な未来に立ち向かう私たちの能力を大幅に低下させました」とディカルロは安全保障理事会に語った。

「この戦争は地域の緊張を高め、世界的な軍拡競争を引き起こす危険性があります。この戦争が続くほど、より広範な紛争の可能性を含め、結果はより危険になる」と彼は警告し、述べた。

現在、国連安全保障理事会の次期議長を務める英国のジェームズ・クレバリー外相も、ロシアに戦争を終わらせるよう呼びかけた。

「ウクライナは平和を望んでいる。私たちは平和を望んでいます。全世界が平和を望んでいます」と彼は言いました。

「平和は行方不明のウクライナの子どもたちを家に持ち帰り、飢えた世界を餌にやります。ロシア連邦は、ウクライナからすべてのロシア軍を撤退させることによって、今日の平和を選ぶことができる」とクレバリーは述べた。