徳仁天皇、1962年の明仁天皇の物語からボゴール植物園を思い出す

ジャカルタ - インドネシア大統領事務局報道・メディア・情報局のベイ・マクムディン副官は、日本の広宮徳仁天皇が両親からの話を思い出したため、ボゴール植物園に興味を持ったと述べた。

ベイ氏は、徳仁天皇は幼い頃、両親である明仁天皇と美智子皇后から直接話を聞いたと述べ、当時両陛下は1962年にスカルノ大統領に同行してボゴール植物園を散策していたという。

「大統領は、1962年にスカルノ大統領が散歩に連れて行ったとき、幼い徳仁天皇が両親から直接話を聞いていたため、徳仁天皇がボゴール植物園に興味を持っているという情報を受け取った」とアンタラが引用したようにベイ氏は6月19日月曜日に述べた。

この話を聞いたジョコウィ大統領は、徳仁天皇と雅子皇后をボゴール植物園のグリヤ・アングレック訪問に招待した。

ボゴール大統領宮殿のみに焦点を当てた他の州首脳の国賓訪問とは異なり、ジョコウィ大統領とイリアナ夫人は特に徳仁天皇と雅子皇后を蘭のコレクションを見学するよう招待した。

ジョコウィ大統領はボゴール宮殿からボゴール植物園のグリヤ・アングレックまでボギー車を運転する姿が見られ、イリアナ夫人、徳仁天皇、雅子皇后も同乗した。

「したがって、植樹、植物園への訪問、そして『共同記者発表』は、ジョコウィ大統領とイリアナ夫人が徳仁天皇、雅子皇后とともに出席した今日のイベントの一部だった」とベイ氏は語った。

天皇陛下の訪問は、インドネシアと日本の外交関係樹立65周年、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本の協力50周年と重なっている。

徳仁天皇の訪問は、インドネシアと良好な関係を築いてきた父と祖父の足跡をたどるものでもある。

父親の明仁天皇と美智子皇后は1991年にインドネシアを訪問し、ティエン・スハルト夫人とともにスハルト大統領の歓迎を受けた。

一方、彼の祖父である裕仁天皇は1962年にインドネシアを訪問し、スカルノ大統領に歓迎された。