ニューサウスウェールズ州は30年ぶりに破傷風による死亡を記録
ジャカルタ-オーストラリアのニューサウスウェールズ州は、30年ぶりに破傷風による死亡を報告しました。
シドニーを含むオーストラリアで最も人口の多い州の保健当局は、今年3件の破傷風の症例が報告されており、そのすべてが女性患者であると述べています。
「悲しいことに、NSWヘルスはシドニーの80代の女性が4月1日に破傷風で死亡したことを確認できます。NSWヘルスは彼女の愛する人たちに心からの哀悼の意を表します」とNSWヘルスは4月13日木曜日にANTARAが報告したFacebookに投稿された声明で述べました。
「これは2019年以来ニューサウスウェールズ州で報告された破傷風の最初の症例であり、1993年以来破傷風による最初の死亡です」とNSWヘルスは言いました。
破傷風は、土壌に含まれる細菌によって引き起こされる病気です。
細菌は傷口に入り、人の神経系を攻撃する毒素を生成する可能性があります。この病気は人から人へ伝染しません。
ニューサウスウェールズ州の保健当局は、報告された症例の中には30年以上前に予防接種を受けた女性がいる一方で、他の2人は破傷風ワクチン接種の記録がないため、地元住民、特に年配のオーストラリア人に破傷風ワクチンを確実に接種するよう促しています。
3つのケースすべてで、破傷風は庭の土壌で汚染された軽度の足の傷から獲得されたとNSWヘルスは述べています。
ニューサウスウェールズ州保健局長のクリスティン・セルベイ氏は、オーストラリアでは、この病気は主に十分な予防接種を受けていない高齢者、通常は女性に発生すると述べました。
「破傷風はまれな病気ですが、致命的となる可能性があります。予防接種は破傷風に対する最善の保護です」とセルベイは言いました。