イラン外務大臣、露ウクライナ戦争で紛争当事者への武器援助を呼びかける 平和を遅らせる

ジャカルタ - ウクライナ-ロシア戦争における紛争当事者への武器支援は、平和の機会を遅らせるだけだ、とイランのトップ外交官は述べた。

フィンランドのペッカ・ハーヴィスト外相との電話会談で、イランのホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は、ウクライナで戦うためにロシアに武器を送ったことはないし、決して送らないと述べた。

「ウクライナに軍事支援を提供する国もあるが、我々はウクライナに対して使用するためにロシアにいかなる武器も送ったことがないし、今後も送らない」とアミール・アブドラヒアンは彼のウェブサイトで述べた。

「我々が信じているように、この危機の解決策は政治的であり、双方にいかなる武器支援も提供することは、平和の機会を遅らせることになる。

昨年7月、アミール・アブドラヒアンは、無人航空機を含む軍事装備品のロシアへの販売を確認しておらず、テヘランがウクライナでのエスカレーションにつながる可能性のあるいかなる動きも避けていることを確認した。

「我々は防衛分野を含め、ロシアと様々な形の協力をしているが、ウクライナ紛争は解決されなければならないと信じているので、ウクライナ紛争に関与している当事者の誰一人として支援していない」と彼は説明した。

「今、問題は他の場所で、アメリカを含むいくつかの西側諸国が武器を作り、彼らの製品を売ろうとしていることだと思います。エスカレーションにつながる可能性のある行動は避けようとしています。我々はこの戦争を止めるために働いている」と彼は、ロシアに無人機を送るイランの計画に関するジェイク・サリバン米大統領の国家安全保障顧問の声明について語った。

以前に報じられたように、新たに機密解除されたアメリカ諜報機関は、イランが、ウクライナでの戦争で使用するために、武装無人機を含む"数百機"の無人機をロシアに供給すると予想されることを明らかにした、とサリバンは述べた。

さらに、テヘランは、できるだけ早く与えられた無人機を操作する方法について、モスクワ軍に訓練を提供する準備ができていると述べた。