扇動罪で起訴、ミャンマーの裁判所、日本のドキュメンタリー映画制作者に懲役10年の判決
ジャカルタ - 軍が支配するミャンマーの裁判所は、扇動と通信に関する法律に違反したとして、日本のドキュメンタリー映画制作者に10年の刑を宣告した、と日本の外務省当局者は木曜日に述べた。
久保田徹さん(26)は7月、ヤンゴン市での抗議行動で逮捕された。当時、彼は移民法に違反し、支配軍に対する反対意見を奨励したという容疑で起訴されたと伝えられている。
水曜日、久保田は扇動罪で3年、電気通信法違反で7年の刑を宣告されたと、同省当局者は、ロイター通信が10月6日に引用したように、映画製作者の弁護士を引用して述べた。
しかし、彼は同時に刑期を終えることが期待されていると、ミャンマーのメディアはミャンマー軍事政権のコミュニケーションチームを引用して報じた。
出入国管理法違反の疑いに関する法廷審問は10月12日に予定されている、と日本の省当局者は述べた。
「我々はミャンマー当局にクボタの最初の釈放を求めており、今後もそうするつもりだ」と当局者は述べた。
この件に関して、ミャンマー軍報道官からのコメントはない。一方、彼らは、ミャンマーの裁判所は独立しており、逮捕された人々は法的手続きを受けていると述べた。
ミャンマーは昨年2月1日の軍事クーデター後、国内紛争を経験したことが知られている。政権は、反対意見を鎮めるために、政治家、官僚、学生、ジャーナリスト、外国人を含む何千人もの人々を逮捕した。
昨年、日本のフリーランスジャーナリストが、反クーデター抗議行動の報道でフェイクニュースを広めた罪で逮捕された。彼は後に釈放され、軍事政権はミャンマーと日本との密接な関係を認めるものだと述べた。