北朝鮮が再び弾道ミサイルを発射、岸田首相:これは全く耐え難い

【ジャカルタ】日本の岸田文雄首相は、平壌の中距離弾道ミサイル(IRBM)が5年ぶりに日本列島を通過した数日後、北朝鮮がさらに2発の弾道ミサイルを発射した後の北朝鮮の行動に激怒している。

韓国の合同参謀本部(JCS)は、現地時間の06:01から06:23の間に平壌のサムソク地区から2発の短距離弾道ミサイルの発射を検出したと述べた。

日本政府関係者は、発射体は日本の排他的経済水域外に落ちたと考えられていると述べた。

日本の岸田文雄首相は、ミサイル発射発表直後に記者団に対し、北朝鮮が短期間にミサイルを発射を繰り返したことを非難した。

「これは短期間で6回目で、9月末のものだけを数えます。これは絶対に耐え難いことです」と岸田首相はロイターを引用して語った。

それだけでなく、東京は北京の代表団を通じて北朝鮮に対して「強い抗議」をした、と日本の濱田康和防衛大臣は述べた。

木曜日の最初のミサイルは、高度約100 km、射程350 kmまで飛行した可能性が高い。2番目のものは高度50キロメートル(31.07マイル)と800キロメートルの距離を持つと推定され、おそらく不規則な軌道で飛んでいる、と彼は言った。

「北朝鮮は、特に今年に入ってから、容赦なく一方的に挑発を強めてきた」と浜田氏は批判した。

発射は、北朝鮮が国連安全保障理事会で「韓米合同訓練における朝鮮人民軍の公正な対抗措置」について語った米国を非難してから約1時間後に行われたと言われている。

外務省が発表した声明で、北朝鮮はまた、朝鮮半島沖の海域に米国の空母を再配置したワシントンを非難し、状況の安定に深刻な脅威をもたらすと述べた。

USSロナルド・レーガン (USS Ronald Reagan, CVN-76) とそれに付随する軍艦攻撃群は、韓国と米軍が北朝鮮東部で珍しいミサイル演習を行った後、突然再配備された。

これは、北朝鮮が今週日本でIRBMを開始したことへの対応であり、北朝鮮の兵器実験に対する2017年以来最も鋭い反応の1つである。