軽度の症状でCOVID-19に感染し、日本の岸田首相がオンラインで出勤

【ジャカルタ】岸田文雄首相は、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た翌日の月曜日、夏休み明けにリモート(オンライン)で作業を開始した。

岸田首相は軽度の症状を呈し、午前中に公邸から遠隔会議に出席したと、松野宏和官房長官は述べた。

政府報道官は、岸田首相が8月30日まで隔離を余儀なくされることを踏まえ、8月27日と28日にチュニジアで開催される第8回アフリカ開発会議(TICAD)へのバーチャル参加が検討されていると述べた。

「首相ができるだけ多くのイベントにオンラインやその他の方法で参加できるように、我々は手配をした」と松野氏は記者会見で述べ、共同通信を8月22日に立ち上げた。

一方、TICAD後の岸田首相の中東訪問は中止される可能性が高い。

これに先立ち、岸田総理は8月12日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンを4回接種した後、8月15日、日本の降伏77周年を記念する式典に出席し、夏休みをスタートさせた。

彼の妻の裕子と、彼の秘書を務めた長男の正太郎は、濃厚接触者として特定されている、と松野は言った。

岸田首相は火曜日、東京近郊の茨城県で家族とゴルフをした。水曜日は静岡県伊豆の国にある温泉旅館に宿泊し、翌日には三島大社などを訪れた。

首相官邸によると、彼は金曜日の午後に東京の公邸に戻り、土曜日の夜に低悪性度の発熱や咳などの症状を示し始めた。

日本は現在、コロナウイルス感染の第7波を経験していることが知られており、先週金曜日に記録的な毎日の症例が報告されました。