ロシアがウクライナで'核の盾'を使うと呼べる、アメリカ国務長官:'人間の盾'の使用を超えて
ジャカルタ - アメリカ合州国は、ロシアが、ウクライナ軍が反撃するのを阻止し、恐ろしい原子力事故の危険を冒すことで、ウクライナ最大の原子力発電所を"核の盾"として利用していると言っている。
アメリカ国務長官アントニー・ブリンケンは、ロシアが、3月に、その場所の近くで砲弾を発射したと非難したザポリージャ工場が、今や、近くのウクライナ軍に発砲するのに使われたロシア軍基地であることを、ワシントンは"深く懸念している"と述べた。
「もちろん、ウクライナは報復できない、なぜなら原子力発電所が関与する恐ろしい事故があってはならないからだ」とブリンケンはニューヨークの国連での核不拡散協議の後、記者団に語った。
ロシアの行動は「人間の盾」の使用にとどまらず、ブリンケンはそれを「核の盾」と呼んだ。
同じ機会に、ウクライナのミコラ・トチツキー外務副大臣は、「核の大惨事を防ぐためには、強力な協調行動が必要である」と述べ、国際社会に対し、ウクライナの原子力発電所を防空システムで「覆い隠す」よう呼びかけた。
これとは別に、ニューヨークの国連ロシア代表部は、ブリンケン外務大臣の主張を強く否定した。
「我々は、わが軍の行動がウクライナの核セキュリティを損なったり、原子力発電所(原子力発電所)の日常的な運転を妨げたりすることはないと繰り返し述べてきた」と、ロシアの国連代表部はロイター通信8月2日を引用して声明で述べた。
ロシア軍がザポリージャを乗っ取る唯一の目的は、「ウクライナ民族主義者の組織と外国の傭兵が、ウクライナの現在の状況を利用して、最も予期せぬ結果を伴う核挑発を実行するのを防ぐこと」だと述べた。
2月24日のロシアのウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ侵攻は、第二次世界大戦以来、ヨーロッパで最大の紛争を引き起こし、何千人もの人々が死亡し、何百万人もの人々が避難し、ウクライナの大部分が瓦礫に埋もれてしまった。