7.1 SR地震がフィリピン北部を揺るがす マニラまで:病院や建物が甚大な被害を受け、地下鉄が停止

ジャカルタ - リヒタースケールで7.1を測定する地震が水曜日にフィリピンのルソン島を襲った、と米国地質調査所(USGS)は、北部の州の病院と建物に深刻な損害を与え、首都マニラに強い揺れを送ったと述べた。

アブラ州の病院は、地震で建物の一部が崩壊した後、避難したが、死傷者は報告されなかった、と当局者は語った。

「私たちはまだ余震を経験しています。家屋被害の報告をいただいております。しかし、これまでのところ死傷者は出ていない」と、アブラ州ラガンギラン町のロブリン・ヴィラモール市長は述べた。

「危険のために自動的に遮断されたため、電源がありませんでした」とヴィラモールはDZRHラジオに語った。

アブラ県広報局はフェイスブックに、大きな亀裂のある壁が崩れ落ちたひどく損傷した建物を写した写真を掲載した。

一方、USGSは、震源地はドロレス市の東南東約11 km(6マイル)にあり、10 km(6マイル)の浅い深さで発生したと述べた。

「注目の焦点はアブラとその周辺の州にあります。これは大地震です。強い余震が予想されます」と、州地震学局のレナート・ソリダム局長はラジオ局DZMMに語った。

これとは別に、イロコス・スル州北部のエリック・シンソン下院議員はDZMM ラジオ局 に対し、地震は非常に強く感じられたと語った。

「地震は30秒ほど続きました。家が倒壊すると思っていました」とシンソンは言う。

「今、私たちは人々に手を差し伸べようとしています。今は余震があるから、家の外にいるの」

地震はマニラでも感じられ、地震後のラッシュアワー中に市内の地下鉄システムが停止された、と運輸省は述べた。首都の上院ビルも避難したとメディアは報じた。