G20バリで閣僚と会談した林義正外相は、G7制裁は食料・燃料価格の高騰の原因ではないと述べた。

【バリ】日本の林義正外相は、バリ島ヌサドゥアで開かれたG20外相会合で、価格の高騰に関連して発生した食料・燃料危機は、一部の当事者が主張するウクライナにおけるロシアの行動に関してG7諸国が課した制裁によって引き起こされたものではないと述べた。

これは,7月8日(金)にアンタラのジャカルタから行われたG20外相会合後の記者会見で,岡野由紀子外務省副報道官が伝えたとおりです。

「食品とエネルギーの安全性について議論したセッション2で、林外務大臣は、G7による制裁による現在の(食料と燃料の)価格上昇を述べた一部の人々の主張は完全に虚偽であると述べた。これは偽情報だ」と岡野は言った。

彼は、林外務大臣が会談で、危機の原因はまさにウクライナにおけるロシアの侵略であると強調したと述べた。「特にロシアによる黒海封鎖とウクライナからの小麦輸出の抑制」と彼は語った。

「G7が課した制裁は食糧を標的にしておらず、林外務大臣は、G7諸国がこの危機によって深刻な影響を受けた国々を支援するために調整していることを明確にした。

また,被災国が危機から脱出できるよう支援する日本の取組についても説明し,その一つとして,食糧支援や緊急人道支援制度の提供について説明しました。

その背景として、G20は、世界の20の主要経済国をつなぎ、世界経済の成長と繁栄の未来を確保する上で戦略的な役割を果たす戦略的な多国間プラットフォームです。

G20は、インドネシア、ロシア、南アフリカ、米国、サウジアラビア、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、インド、英国、イタリア、日本、ドイツ、カナダ、メキシコ、韓国、フランス、中国、トルコ、欧州連合(EU)の20カ国で構成されています。

インドネシアは、今年のFMMのホスト国として、ウクライナ、スペイン、オランダ、シンガポール、カンボジア、セネガル、スリナム、フィジー、ルワンダ、アラブ首長国連邦の10カ国をG20以外の10カ国に招待しました。