独自の警察を結成、ミャンマーの影の政府:軍事評議会に対して行動を起こす
【ジャカルタ】ミャンマーの軍事政権に反対する並行政府は火曜日、昨年のクーデター後の軍事政権の支配の試みを妨害する最新の試みで、独自の警察を結成すると発表した。
ミャンマーは、アウンサンスーチー氏の選挙で選ばれた政権が打倒されて以来、混乱しており、10年間の暫定的な民主主義を終わらせ、将軍に権力を放棄するよう強制する決意を固めたグループによる全国的な反対を引き起こしている。
一方、ミャンマーの軍事政権は、多くのメンバーが隠れているか亡命している反軍事政権グループの同盟である影の国民統一政府(NUG)を含む、敵対者を「テロリスト」とレッテルを貼っている。
NUGは、国内の法執行機関に責任を持つ準備ができており、警察の権限が国民に受け入れられていると述べた。
その目的は、「人権侵害、戦争犯罪、および人々に対するテロ行為を犯したテロリスト軍事評議会に対して合法的な行動をとること」であると、NUGはロイターを引用して声明で述べた。
NUGがいつ、どのように警察を設立・運営し、何人の人員を募集するかは、すぐには明らかではなかった。NUGと与党軍事評議会のスポークスマンは、ロイターが直ちにコメントを求めることができなかった。
NUGは昨年以来、税金のボイコットや外国債の発行から、軍事政権の指導者ミン・アウン・フライン上級将軍の家のクローンの売却に至るまで、資金を調達し、権力を強化するための軍の努力を妨害するキャンペーンを率いてきた。
昨年、NUGはまた、「人民防衛戦争」で軍に立ち向かうよう国民に呼びかけ、農村部で軍隊と戦ってきた人民防衛軍の結成を発表した。
国連によると、2月1日のクーデター以来、ミャンマーでは約70万人が戦闘と不安定さによって避難民となっている。