ワシントンで、ルトノ大臣がG7外相とオンライン会談を行い、ウクライナ戦争による食料安全保障問題について議論
【ジャカルタ】ルトノ・マルスディ外務大臣は,5月13日(金)にオンラインで行われたG7外相との会合において,ウクライナでの戦争による食料安全保障の問題について議論しました。
ルトノ氏は、ウクライナでの戦争は世界の食料安全保障に影響を与えており、開発途上国も強く感じていると述べた。食糧不足や食料価格の高騰の問題を、制裁に含めないことを含め、防ぐための努力がなければならない。
インドネシアはまた、食料安全保障を維持するための努力の一環として、肥料の重要性を想起させた、とルトノは述べた。
5月14日(土)のアンタラから引用された、G20議長としてのインドネシアの立場におけるインドネシア共和国外務大臣とG7外相との間の意見交換は、非常に肯定的であると考えられた。
どの国もG20が分裂することを望んでおらず、現状の解決策を見いだすための精神で議論が行われていると述べた。
G20については,G7各国が今日の複雑で困難な状況を把握しており,全ての参加者からインドネシアの議長国が支持されました。
また,ルトノ大臣は,7月にバリ島で開催されるG20外相会合に出席し,オープンかつ建設的な議論を継続するようG7外相に招待した。
ブリンケンとの出会い
同日、ワシントンでの米ASEAN・首脳会議の傍らで、ルトノ外相はアントニー・ブリンケン米国務長官と二国間会談を行い、二国間、地域的、及び共通の関心事である様々な地球規模の問題について協議した。
ブリンケン氏は、ASEANと米国のパートナーシップのコーディネーターとしてのインドネシアの役割とリーダーシップ、ASEANにおけるインドネシアのリーダーシップ、およびアフガニスタンなどのいくつかのグローバルな問題に感謝の意を表明した。
二国間協力において,両外相は,保健分野,特に将来起こり得るパンデミックに直面するための備えの枠組みにおいて協力を強化することで一致した。
インドネシアと米国は、ASEANと米国のパートナーシップの地位が包括的戦略的パートナーシップに格上げされたことを歓迎する。
また,米国務長官から,近い将来に開始されるインド太平洋経済連携(IPEF)イニシアティブについても説明がありました。
インドネシアは、IPEFが互いに補完し合い、インド太平洋に関するASEANアウトルック(AOIP)における協力の優先事項の実施と相乗効果を発揮することへの希望を表明した。
グローバルな課題について議論を行う中で,両外相は,ウクライナ及びアフガニスタン情勢について意見交換を行いました。