習近平国家主席、欧州理事会議長と欧州委員会委員長に呼びかける:長引くパンデミックの中でウクライナ危機が世界経済の回復を揺るがす
中国の習近平国家主席は金曜日遅く、欧州理事会議長チャールズ・ミシェルと欧州委員会委員長ウルスラ・フォン・デア・ライエンに電話をかけ、ウクライナ危機について議論した。
「ウクライナ危機は、長引くCOVID-19パンデミックの真っ只中にあり、世界の復興努力を不安定にしている」と習主席は述べた。
したがって、習主席は欧州連合(EU)に対し、引き続きコミュニケーションを確立し、世界の安定を維持する上で積極的な役割を果たすよう求めた。
「中国と欧州連合(EU)は大国であり、大きな市場であり、偉大な文明を持っている」と習主席は中国外務省(MFA)から北京が受け取った書面による声明で述べた。
習主席はまた、EUが中国に対する独自の認識を構築し、中国に対する政策を独自にとり、中国との協力を強化することを許した。
午後には、中国の李克強首相もEU両首脳と電話通信を確立した。
双方は、COVID-19への対応、経済・貿易、投資など、様々な分野で中国との協力を強化する用意 があることを表明した。
2年連続で、EUの対中貿易額はASEANと中国に比べて低い。