ロシアと日本は平和条約交渉をめぐって緊張し、中国は両国が関係改善を期待
【ジャカルタ】中国当局は日露関係の悪化に気づいており、モスクワと東京の接触正常化を楽しみにしている、と中国外務省の王文潭報道官は火曜日に述べた。
「我々は、この情報(ロシアと日本の関係悪化について)に留意した。中国はモスクワと東京が関連する問題を首尾よく解決することを望んでいる」と彼は3月23日にTASSから引用されたブリーフィングに語った。
しかし、中国外交官は、北京が双方にどのような措置を期待しているのかについては言及しなかった。
既報の通り、モスクワは、ウクライナ情勢に関して、日本が新たにロシアに対して一方的な制限を導入したことを踏まえて、東京との平和条約交渉を終了させている、とロシア外務省は月曜日に述べた。
ロシアと日本は、第二次世界大戦終結後、1945年8月18日と9月3日の侵攻でソ連に占領された千島列島をめぐって紛争を起こしたことが知られている。これらの島々とサハリン諸島に関する両国の問題は、1855年の下田条約以来直接ではないが、議論され始めた。
「ウクライナ情勢に対する日本の一方的なロシア制限の不親切な性質に鑑み、以下の措置がとられるべきである。現在の状況では、ロシア側は日本との平和条約交渉を継続するつもりはない」とロシア外務省は述べた。
火曜日、日本の岸田文雄首相は、東京との平和条約交渉を止めるというモスクワの決定を「受け入れられない」と呼んだ。
「この状況全体は、ロシアのウクライナ侵略によって作り出された。ロイター通信が報じたように、これら(制裁)を日露関係に押し込むことに対するロシアの反応は非常に不公平で、全く容認できない」と強調し、平和条約を求める日本の姿勢は変わっていないと付け加え、ロシアがとった措置に抗議した。
「日本は、世界の他の国々と協力して、ロシアを断固として制裁し続けなければならない」と彼は強調した。
また,ロシアとの経済協力の発展を特に目的とする2022年度(4月1日開始)の予算は,国営企業支援を目的としているため,日本政府は改定する意向ではない旨明らかにしました。